リョウは、1歳半検診で発達障害グレーゾーンとなりました。
1歳半検診で発達障害を疑われた原因のひとつに、コミュニケーション不足があったと感じています。
共働きだから、どうしても構ってあげられる時間が少なくて…。
今は、出来る限り一緒に遊ぶ時間を作るように心がけています!
今回の記事では、1歳半検診以降~2歳過ぎまでの遊びについて書いていきます。
おもに、リョウの成長と与えたおもちゃについてです。
どのようなおもちゃを与えたらいいのか、おもちゃ選びに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!
それでは、よろしくお願いします。
遊びの重要性
遊びはとても大事なこと
そういえば、こどもの「遊び」は成長に重要だってよく聞くけど、どうして??
と思って本で調べたところ、このような内容がありました。
子どもは遊びを通じて、「体・心・知能」を発達させて成長する。 「人との関わり方」や「社会性」を学ぶ意味でも重要。 特に0~3歳の遊びは、非認知能力を伸ばすうえで重要とされている。
なるほど、「人との関わり方」や「社会性」は特に大事だよね!
でも、非認知能力って…。
わかるような、わからないような。
非認知能力とは
こちらも本で調べたところ、このように書いていました。
感情や心の働きに関連し、社会生活を営む上で重要な能力。
具体的には、「自己肯定感」「努力する力」「コミュニケーション」など。
つまり、評価が難しいけど重要な能力ってことかな。
「自己肯定感」や「コミュニケーション能力」って、よく現代人に必要なスキルとか言われたりしてますよね!
めっちゃ大事じゃん‼
発達を促すおもちゃ(保育所向けの本より)
もうひとつ、気になったことがあります。
いろんなおもちゃがあるけど「発達」という観点から見ると、どんなおもちゃで遊ぶのがいいんだろう?
これは、みなさん悩まれるところではないでしょうか?
我が家は、保育士向けの本を買って情報を得ました!
いろんな子どもを扱う職種向けの本が、一番参考になるだろうと考えました!
その結果はこちら!
- ブロックや積み木
→組むや積む以外にも、同じ色や形を集めるなどの遊び方もできる。 - おままごとの道具
→おままごと以外にも、袋を用意して買い物ごっこもできる。 - パズル
→簡単なものを選ぶ。手が止まった時は、サポートを。 - 乗って遊ぶ玩具
→子どもなりに、曲がったり止まったりいろいろな遊び方に気づくようになる。 - プラレール
→レールを繋げたり電車を走らせたり、子どもによって遊び方が違いやすい。
後述しますが、後にこのようなおもちゃを買い足しました。
1歳半検診以降
冒頭にも書きましたが、発達障害が疑われた原因のひとつには「コミュニケーション不足」があったと考えています。
子どもとコミュニケーションを取るには、やっぱり一緒に遊ばなきゃ!
コミュニケーションを考えると、やっぱりおもちゃは使わないで遊ぶべきかな?
ということで、リョウとやっている「おもちゃを使わない遊び」はこのような感じです。
おもちゃを使わない遊び
たかいたかい
1歳になる前からお気に入りの遊びです。
最近は、「肩車しながらスクワット」や「担いでダッシュ!」など、プラスアルファが求められています。
かなり疲れるんですよ…。
終わったら、頭痛や腰痛で倒れそうになります。
布団にダイブ
リョウは、布団に倒れこむのが好きです。
リョウ自身が倒れこむのも、他の人が倒れこんでいるところを見るのも、どっちも好きなようです。
ジャンプしながら布団へダイブすると、ゲラゲラ笑ってくれます。
布団が相手でも、ずっとダイブしてたら体がもちません。
手遊び歌
手遊び歌の本で練習して、少しできるようになりました。
リョウの反応が良い歌と、まったく反応されない歌と両極端です。
お気に入りは「あがりめさがりめ」です。
覚えた歌も、いつか反応してほしいなぁ!
そして、ケタケタ喜んでほしい♬
…これだけ?
はい、これだけです😅
うーん、やっぱりおもちゃは必要みたいですね…。
一応お伝えしておくと、カカはもっとレパートリーありますよ😉
トトは、難しく考えすぎなんです😒
買い足したおもちゃ
発達の「刺激」になればいいなと思って、おもちゃをたくさん買い足しました!
ピタゴラス(磁石のブロック)
磁石のブロックは「平面」にブロックをくっつけて遊んでいます。
トトやカカが立体にすると、すぐ壊します。笑
買ってすぐの頃は、同じ形のブロックだけを平面にくっつけていました。
2歳前後では、違う形のブロックを組み合わせて遊べるようになりました。
まだ3次元的にくっつけるのは難しいようで、ほとんど平面にくっつけています。
ただ、稀に立体になるようにくっつけることもあります!
新しいことが出来た時こそ、べた褒めしたいんですけど
そういう時に限って、体で隠れて見えなかったり、こっそり静かに遊んでいたりします。
コップタワー
コップタワーは、小さい順でも大きい順でも組み立てられます!
数字も書いてあるので、もう少し大きくなったら「数字の勉強にもなるかな?」と思ってます!
型はめパズル
リョウは、パズルがとっても大好きです。(すぐ怒るけど)
そして、とっても自分の世界に入りやすい遊びです。
「全部はめる→崩してやり直し」をずっとやってます。
ちなみに自分は崩す係に任命されているようで、パズルが完成すると「崩せ!」と目で合図されます。
型はめパズルは、「左右対称のもの」はめれるようになるのも早かったです。
「数字の3」と「アルファベットのC」が難しくて、はめられなくて怒ったりもしてました。
オレ、かなり短気なんだ。
でも、何度もトライしているうちに、色と形を見てサクサクはめていけるようになりました!
ちなみに、このような難易度が上がったものもクリアできます!
楽器
付属品のバチ(写真に写っているやつ)は、危なそうだったので出しませんでした。
手で叩いても音が鳴るので、じゅうぶん遊べます!
「リズムに合わせて叩けるようになるのはいつかな?」と楽しみにしています!
今もリズムなどは無く、ストレス発散の如くビシバシ叩いてます。
積み木
リョウは、積み木を並べるのが大好きです。
きれいに直線に並べていきます。
全部並べきると、とっても満足気です。
途中でいたずら(ずらしたり)すると、きれーいに並べなおしますよ!
並べるのは得意なんですが、まだ「積む」ことはしません😅
そのため、1歳半検診にも引っかかりました。
でも、これは興味の問題だったようです。
1歳半検診の日、夜ご飯の大根を積んでました。
決して積めない訳ではないようです。笑
シャボン玉
指差しを促す目的で買いました。
実際にやってみると、リョウはシャボン玉が大好きでした!
外に出る時間、「お散歩するには寒すぎて家の周りだけで済ませたい」ときによくやります。
シャボン玉のお陰で指差しの指の形☝🏻が出来るようになったと思います!
絵本
乗り物、動物、果物、野菜
「りんご」はどーれ?
「くるま」はどーれ?
など、物を認識して指差しを促すのに良いかな?と思って買いました!
しかし、この絵本では指差しの成長はあまりみられなかったです。
ただ、2歳を過ぎた頃から動物の絵を見て「ガオー」や「ワンワン」と言うようになりました!
(言ってるように聞こえてるだけかも?)
機関車トーマス
リョウは、機関車トーマスが大好きです‼
大好きなキャラクターの絵本なら指差し出来るかな?と思って買いました!
はじめは自分で指差ししようとせず、大人の指を持ってキャラクターを指差ししようとしていました。(クレーン現象)
でも、2歳になる頃から少しずつ自分で指差しするようになりました!
手遊び歌
手遊び歌の本は、トトとカカに歌のレパートリーがなかったので買いました。
最初は、手遊び“させられている“状態でした。
2歳になってからは、少しずつ音に合わせてやるようになりました!
ただ、恥ずかしいみたいで堂々とはやってくれません。笑
「おおきなくりのきのしたで」や「おべんとうばこのうた」、「とんとんとんとんひげじいさん」を真似っ子してます!
からだダンダンを踊るようになったよ!
2歳になる頃、両手を挙げてゆらゆらと踊り出すことがありました。
この頃、保育園でお誕生日会を控えていたので、てっきり発表するお遊戯の練習だと思っていました。
でも違ったようで、どうやらおかあさんといっしょの体操を真似していたようでした。
気が付くと「ゴー!ゴー!」と言いながら踊っています!
テレビで映像が流れなくても、歌ったら踊ってくれるようになりました♪
全てを完璧に踊るわけではないですが、音楽に合わせて踊ったり、声を出したり出来るようになったことにはトトもカカもビックリです!
「手遊び歌がきっかけになったのかな」と、思ってます!
成長の原動力になった意外なおもちゃ
プラレール
前回の記事では遊びとして成り立たなくて封印しましたが、2歳になってから再度出してみました!
これが、どうやら大正解‼
以前とは違い、線路を走っている電車を見ていられるようになっていました!
(以前は電車を持ち上げて、動いている車輪を触ってました。詳しくはこちら「【発達障害グレーゾーンと言われる前】1歳半までの様子」)
どうやらプラレールのように、ずっと周りを動いているものが大好きなようです♪
特に坂道線路が大好きで、「ビュー!」と電車が降りると歓声があがります😁
キャー‼
プラレールで遊びたいとき、最初は「線路」を持ってきて
つなげて
と言っているかのように、迫ってきました。笑
ところが、だんだん自分でも繋げたくなったようです!
トトやカカが線路を繋げるところをジーっと見て、いつの間にかリョウひとりで線路を繋げられるようになっていました‼
リョウは「親のしていること」に、なかなか興味を示しません。
そのせいか、マネをすることも少ないです。
プラレールをキッカケに、マネ事ができるようになるといいなーと思ってます。
2歳ごろ
遊び方の変化
リョウの遊びには、最近このような変化が現れました。
- 人形を持って、歩かせているように動かしている
- おままごとセットの野菜を切るようになった
順番に、お話していきますね!
人形を持って、歩かせているように動かしている
今まであまり興味を示さなかった、人形シリーズ。
プラレール線路の横に並べて、電車が動くところを見ている観客程度にしか遊んでいませんでした。
ちなみに、人形はリョウの掌ぐらいのサイズです。
しかし、この遊び方に変化が訪れました。
まるで歩かせているかのように、ポンポンと動かすようになったのです!
なぜ、歩かせているように見えるのか?
それはプラレールの踏切を、ポンポンと動かしながら横切らせたからです!
しかも、ちゃんと電車が来ていない時に横切らせています♪笑
右よし。左よし。わたりまーす!
いつの間に、こんなことができるようになったの?
保育所の効果?療育の効果??
関わってくれている方々と、リョウの頑張りに感謝感激です♪
おままごとセットの野菜を切るようになった
療育に通うか担当者さんと相談していた頃、「おままごとをしてはどうか」と提案がありました。
「野菜を包丁で切る」や「お皿に盛りつける」といった遊びは、情緒を育みやすく、触れ合うきっかけになるとのことでした。
野菜は、マジックテープの部分を切るやつを3種類ほど買いました。
野菜というか、果物ですね。笑
ただ、実際に買い与えてみると…
硬くて切れないぞー!
もうヤダ、やーめた‼
まだ力が足りなかったため、切ることはできませんでした。
かなり軽くつけたマジックテープでも、切ることは出来ません。
結局怒ってしまい、しばらく登場することはありませんでした。
切るぐらいの力はあると思うんだけど…。
包丁の使い方が難しいのかな?
リョウからすると、全然面白くなかったおままごとセット。
どうしたものか、悩んでいました。
しかし、リョウはいつの間にかおままごとセットを出し、包丁で野菜を切っていたのです!
エヘヘー!
すごーい‼
いつの間に切れるようになってたの⁉
ご飯を作っているところをたまに覗いていたので、親のマネがしたくなったのだと思っています。
その結果、おままごとセットに興味を持ったのでしょう。
それにしても、2~3ヶ月前には全く切れなかったのに、スパスパ切れるようになるとは。
子どもの成長って、やっぱりすごいですね♪
買い足したおもちゃpart2
このように、遊びに対して雰囲気が変わってきているリョウくん。
「このチャンスを逃してはならない!」と思った我が家は、新たなおもちゃを買い足しました。
高かったけど、リョウが成長するためならば‼
シルバニアファミリー
まず、保育園で「最近ハマってます」と聞いたシルバニアファミリー!
- 赤い屋根の大きなお家
- ショコラウサギファミリー
- くるみリスファミリー
- かわいい木のお部屋セット
これらを買いました。
総額15000円越えです😅
わー!これ知ってる!
保育園でやったことあるぞ♪
まるでこのように言っているかのように、遊び始めました♪
ドアをパタパタ開閉したり、人形が階段を上っているように動かしたり。
なぜか急に怒って、家ごと倒しちゃうこともあるけど😅
人形遊びができるようになるなんて、とっても成長したね!
情緒が芽生えてきたようで、感激です✨
おままごとセット
切ることが出来る野菜の種類を、大量に増加しました!
せっかく切れるようになったんだから、3種類じゃもったいないですよね。
おもちゃ売り場に行くと、1個単位で売っていたので全種類買っちゃいました。笑
あ、切るものがいっぱいあるぞー!
全部切ってやるー‼
と、ひたすら切って楽しんでいました♪
しかも、ここで新たな遊びが誕生します!
なんと、切った野菜をお皿に盛りつけているんです‼
わー!すっごーい‼
リョウちゃん御膳のできあがり♪
ちなみに、お皿に盛りつけているのはリョウが好きな食べ物ばっかりでした。笑
なんだかんだ、食べ物のことは理解しているのかな?笑
リョウは、親のしていることにあまり興味を示してくれません。
でも、チラッとでも見たことはやってみたいのかな?😊
おわりに
まとめ
遊びは、非認知能力を育むため重要です。
1歳半以降
おもちゃ以外で遊ぶレパートリーが少なく、おもちゃをたくさん買い足すことになりました。
- ピタゴラス(磁石のおもちゃ)
- コップタワー
- 型はめパズル
- 楽器
- 積み木
- シャボン玉
- 絵本
2歳になる頃には「からだダンダン」を踊ろうとするようになりました。
成長の原動力になったと思われるおもちゃは、プラレールです。
ふだんは親のやることに注目しないリョウが、線路のはめ方を観察して自分ではめられるようになりました!
2歳頃
リョウの遊びには、このような変化が現れました。
- 人形を持って、歩かせているように動かしている
- おままごとセットの野菜を切るようになった
遊び方に変化が表れている今がチャンス!と思って、またもおもちゃを買い足します。
- シルバニアファミリー
- おままごとセット
このおもちゃで、成長が変化したのかはわかりません。
でも、出来る遊びが増えて楽しそうです!
ちょっと後悔したこと
1歳半検診で指差しが出来ない、発語がないなど、発達がゆっくりだと分かってからは言葉かけを意識しながら遊ぶようにしています。
ピタゴラスで遊んでいるときは、青・赤など色を言いながら渡したり
カカは、赤色を集めまーす!
と言いながら、同じ色を集めてみたりしました。
他にも、「これで遊ぼう!」と言うのではなく、「電車で遊ぼう!」など具体的に言うように気を付けてます。
リョウの発達が遅れていると早く気づくことができれば、今ごろは発語が出ていたのかなーと思うことがあります。
良くも悪くも手探りで、育児書を見ずに1歳半検診まで過ごしていました。
まだ小さいんだから、出来ないことが多くて普通。
というように、軽く考えていたことをちょっと後悔しています。
育児書を少しくらい見ておけば良かったかな?と思っています。
子どもが苦手な人の遊び方改善ポイント
最後に、この記事を作っていて気づいたことがあります。
トトは、そもそも子どもが苦手です。
特に意思疎通が難しい年代は、本当に苦手です。
(とは言っても、もちろんリョウは例外で、遊ぶのは楽しいんですよ♪)
周りに子どもが苦手な人はいませんし、みんなに共通することかはわかりませんが、気づいた改善ポイントを紹介します。
積極的に言葉を話せ!
「たかいたかい」や「ダイブ」って、ビューン!とかバッターン!とか擬音は言うけど、日本語で話してなかったな~って思うんです。
「高いね~」や「倒れるよ~」とか、もっと声をかけていればリョウも言葉が出ていたかも。
こっちから話さなきゃ、子どもが言葉を覚えないのは当然ですよね。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました!
また見に来てねー‼