離乳食を終えて、これから幼児食へ入るみなさん。
初めての幼児食づくりって、なかなかハードルが高くないですか??
味付けは、どの程度にしたらいいの…?
ずっと同じような調理をすればいいの…?
ってか、そもそも幼児食ってなにー⁉
離乳食が終わったら大人と同じごはん!
に出来たら楽なんですけど、そうはいかないですよね😅
そこで今回は
- 幼児食に必要なことを簡単にまとめてみる
- リョウに出している幼児食を紹介
という内容で、書いていきたいと思います。
幼児食でお困り中の方の参考になることがあれば、嬉しいです。
それでは、よろしくお願いします。
幼児食とは
幼児食は、1〜5歳代の健康な発達を促すために必要です。
離乳食期が終わって、すぐに大人と同じ食事はダメです!
なぜかというと…
小さい子は噛む力や味覚、消化器官などが未発達です。
この時期は、食の土台を作る時期です。
よく噛んで様々な食材の味を味わう経験が、食の興味へ繋がります。
また食事は、体や脳の発達にも影響するといわれています。
子どもの健康な成長には、発達に合わせた食事が必要です。
幼児食が必要な理由(3つ)
- 噛む力は体と脳の発達に影響する
- 子どもに合った食事は、食の興味も育つ
- 味覚の土台が正しく育つ
噛む力は体と脳の発達に影響する
幼児期は、まだ歯や顎が発達途中で噛む力も弱いです。
「大人と同じかたさ・大きさ」では、噛む力が育ちにくく丸飲みするなどの悪習慣に繋がります。
子どもが食べている様子を観察しながら、適切な「かたさ・大きさ」の食事をあげましょう!
良く噛んで食べると、消化吸収が良くなります。
さらに、脳への血流を良くするなどの効果で、発達にも影響します。
子どもに合った食事は、食の興味も育つ
自我が強くなると、好き嫌いも出てきます。
もうすぐ2歳半になるリョウは、最近好き嫌いが激しいです…。
ただ、この時期の好き嫌いは少しの工夫で克服が出来ることが多いです。
たとえば「みじん切り」にして、ハンバーグに混ぜてみるとか。
それでもダメなら、ミキサーして(固形から液体へ)カレーやシチューに混ぜてみるのはいかがでしょう。
調理のお手伝いをしてもらって、食材に触れてもらうのもいいと思います。
家庭菜園もいいですね!自分で収穫したものを調理して食べることも、いい経験になります!
好き嫌いが出ているのは、味覚が発達している証拠です。
嫌いなものを食べなくなるのは困るけど、頑張りましょう‼
また、様々な食材を食べさせてあげることで、食への興味が湧きます。
いろんな味や食感を体験させて、食に対する興味を育てたいですね😊
味覚の土台が正しく育つ
幼児期は、味覚を育てることが大切です。
幼児期の頃から濃い味に慣れてしまうと、味覚が正しく育たない恐れがあります。
さらに、未発達な体に負担をかけてしまう心配もありますね。
その結果、将来的には生活習慣病に繋がる可能性もあります。
離乳食が完了したあとも、食材そのものの味を生かした薄味の食事で味覚を育てていくのが理想です。
食事のリズムを整えて
余談ですが、子どもの頃の生活リズムは大人になっても記憶されます。
起きる時間・食べる時間・寝る時間を、なるべく変えないようにしましょう。
と言われるのは、単に生活リズムを整えるだけでなく、生活習慣病予防にもつながっていきます。
大人になったときの生活リズムのベースを、今作っているんだ‼
我が家では、このような意気込みを持って食事を与えています!
1歳児の食事
生活リズムを整え、1日3食+補食を習慣にします。
主に手づかみで食べます。食具(スプーン・フォーク)はまだ上手に使えないと思います。
手づかみしやすい大きさにしましょう!
食事量の目安
1歳児が食事で摂取するカロリーは、だいたいこのぐらいと言われています。
- 女の子:900kcal
- 男の子:950kcal
※あくまでも目安です。子どもによって必要なエネルギー量は変わってきます。
心配であれば、健診時に街の栄養士さんに相談してみてください。
これを1日の食事量に当てはめると…
- ごはん270g
- 肉25g
- 魚30g
- 卵30g
- 豆腐40g
- 野菜180g
- 果物100g
- 乳製品250g
- 油類5~8g
- 調味料5~9g
このような食事内容で、900~950kcalになります。
1日の中で、極力いろいろな食べ物を接種することが理想的です。
たとえば朝食は卵を食べて、昼食に魚を食べる。
そして夜は豚肉、といった感じですね!
ポイント
油分に気をつけて
「揚げ物ばかり食べる」や「脂身の多いお肉」は、エネルギー量がオーバーします。
- 揚げ物は、1日1食までにする
- お肉を食べるときは、赤身にする(脂身を落とす)
などの工夫をしてあげてください。
鉄分補給を
子どもは活動量が多いので貧血になりやすいです。
「赤身のお肉」や「マグロ・カツオなどの赤身の魚」から鉄分を補ってあげるといいです。
手軽に鉄分補給を行う方法として、水煮のツナ缶がオススメです!
おやつ
おやつは、3食の食事では与えきれなかった食物を中心に出してください。
午前(50kcal)、午後(150kcal)ぐらいを目安に出しましょう😉
「おやつの食べ過ぎで、食事が食べられない」とならないように、気をつけて!
苦手な食べ物
苦手な食べ物は、細かく切って餡をかけると食べやすくなりますよ。
餡は幼児食用のレトルトが売られているので、お試しあれ!
食材の大きさ・かたさ
歯の発達にあわせて!
1歳児は、まだ奥歯が生え揃っていません。
だから噛み砕くことが難しいです。
奥歯が揃っていない頃は、前歯でかじって、一口の大きさや量を覚えながら食べています。
5㎜ぐらいの厚さに切ってあげると、歯茎に乗りやすく食べやすいと思います。
かたさは、指で押し潰せるくらい柔らかくなるように火を通してあげると、食べやすいです。
手づかみ食べがメイン
指を細かく動かすことは、まだ難しい年代です。
そのため、食具(スプーンやフォーク)を使うよりも、手づかみ食べがメインとなるでしょう。
スティック状や半月切りなど、手に持って食べやすい形がオススメです。
2歳児の食事
食事量の目安
- 女の子:900kcal
- 男の子:950kcal
食事量は、1歳児の頃と変わりません!
食材の大きさ・かたさ
嚙む力が強くなる!
徐々に奥歯も生えてくるので、噛む力も少しずつ強くなってきます。
噛む力を育てるため、いろいろな食感を体験させてあげましょう♪
軟らかいものばかりではなく、少し硬い噛み応えのあるものを食べさせてみて!
とはいえ、「硬いもの」や「繊維のあるもの」を噛むのはまだまだ難しいです。
- 噛みにくいお肉は筋切りする
- 繊維を断ち切るように切る
- わかめやキノコ、葉野菜など「噛み切りにくいもの」は細かく切る
などの食べやすくする工夫が必要です。
食具が使える頃
2歳になる頃は、だんだん指先の細かな動きが出来るようになってきます。
そのため、徐々にスプーンやフォークを使えるようになってきます。
角切りやいちょう切りにすると、スプーンやフォークが使いやすくなります。
1歳の頃より小さめに食材を切ると、食具を使う練習にもなりますよ!
3〜5歳児の食事
食事量の目安
- 女の子:1250kcal
- 男の子:1300kcal
1~2歳の頃と比べて、食事量は増えましたね。
ごはんやお菓子ではなく、たんぱく質・野菜を多くして補うようにしましょう!
食材の大きさ・かたさ
噛む力は、大人の半分ぐらい
3歳ぐらいになると、乳歯はほとんど生え揃います。
そのため奥歯で噛み砕けるようになりますが、噛む力はまだ大人の半分ぐらいです。
大人と同じものが食べられるようになるのは、もう少し先ですね!
今のうちに、いろいろな「形」「大きさ」「かたさ」を経験させましょう!
形を変えるには「乱切り」や「短冊切り」、「千切り」などがありますね。
切り方が変わることで、苦手なものも食べられるようになるかもしれません。
かたさは、大人が食べるよりも少しやわらかめを意識してください。
「弾力のある食材」や「噛むほどに味が出てくる食材」を使って、よく噛む習慣をつけたいですね!
箸にもチャレンジ⁉
手先が器用になり、食具を使ってもこぼさず食べられるようになる頃です。
「お茶碗を持って食べる」や「箸を使ってみる」にチャレンジしてみましょう!
親も普段から「お茶碗を持つ」など、子どもがマネしやすい環境にしましょう!
好き嫌いに関わらず、いろんな食材を使って!
好きなものばかりではなく、いろいろな食材を体験させてあげましょう。
好みのはっきりしてくる時期ですが、好きなものばかり食べていても食体験は広がりません。
いろいろな食材を体験するチャンスを、たくさん作ってあげましょう!
リョウのごはん
さて、ここからはリョウの食事について紹介します。
1歳の頃に出していた食事について書きますが、2歳半になる今も食事内容は変わっていません。
カカは仕事から帰るのが遅いので、食事はほとんど自分が作っています。
今回は、自分が作った食事とカカが作った食事を両方載せました!
リョウの好物
リョウは、人参🥕とブロッコリー🥦が大好きです!
白いご飯は、あまり好きではないようです。
ねこまんまにしたり、ふりかけやケチャップを混ぜることもあります。
1歳の頃はお魚好きでしたが、だんだんお肉好きに変わってきました。
ただ鶏肉や豚肉を残すことが多く、お肉=ハンバーグでした。
2歳になる頃から、いろんなたんぱく質を食べてくれるようになりました。
朝ごはん
朝ごはんは、メニューが固定されています。
- ごはん
- 玉子焼き(ミックスベジタブル入り)
- バナナ
毎日、このメニューを食べています。
ちなみに、玉子焼きは前日の晩に作っています。
どうしても朝は弱くて、料理する時間を作れないんです。
ミックスベジタブルは、だいたい50~60gぐらいは入れるようにしています。
普段は、冷凍のミックスベジタブルを使っています。
ただ、飽きないような工夫として以下のようなことをしています。
- 玉ねぎをみじん切りにする
- ピーマンや小松菜などをみじん切りにする
- トマトを潰す
- ゴマや青のり、干しアミなどを入れる
味や食感、野菜のレパートリーを変えたりしています。
だいぶ、苦し紛れの作戦ですね…。
でも、あんまり残さないで食べてくれるから助かるよ!
後片付けもラクだし!
オレ、卵焼きは好きだからいいよ!
でも白いご飯は嫌いだな~😞
白いごはんは食べてくれないので、ケチャップをかけてオムライス風にしています😁
それでも、ご飯だけ残す日はありますが…😅
ちなみに、バナナは毎日完食です!
昼ごはん
日中は保育園へ行っているので、昼ごはんは給食を食べています。
献立を見ると、おいしそうな料理がたくさん載っています。
よかったね♪
と、言いたいところですが、リョウは給食を残すことが頻繁にあります。
今日もリョウくんは6~7割ほど食べて、あとは残しました。
なんて言われることが多いです。
家ではいっぱい食べているのに…
どうしてだろう?
晩ごはん
トト作のごはん
タンパク質、野菜、炭水化物をそれぞれ何グラムか計って、調理しています。
自分のせいで栄養に偏りが出ないように、注意して作ってます!
職場の人にこの話をすると「めんどくさくない?適当でいいじゃん!」と言われますが…
慣れました♪
むしろ、計らないで作る方が面倒に感じます!
ただ、リョウはしっかり食べてくれるから嬉しくて、ついつい多めに作ってしまいます。
晩ごはんは、だいたいこのような分量で作っています。
- ごはん(80~100g)
- タンパク質(下記からどれか1つ)
- 肉(30~40g)
- 魚(30~40g)
- 豆腐(50~60g)
- 野菜
- 緑黄色野菜(30g前後)
- ニンジン
- カボチャ
- トマト …など
- その他野菜(50~70g)
- 大根
- 玉ねぎ
- もやし …など
- 緑黄色野菜(30g前後)
- 果物(下記からどれか1つ)
- リンゴ(1/4個ほど)
- キウイフルーツ(1個)
- いちご(3~5粒)
だいたいこの中からチョイスして作っています。
たんぱく質
魚はサバや鮭の切り身、安い刺身に火を通して与えています。
切り身は骨を取り、味噌煮にしてフレーク状にしたりすることが多いです。
刺身は、片栗粉をつけて焼いたりしていました。
刺身の方が、骨取りがなくて楽です🎵
野菜
リョウは野菜が大好物です。
特に、「ニンジン」「カボチャ」「大根」あたりは根強い人気があります。
ニンジンや大根は、みそ汁を作る前のだし汁で煮ただけで、味をつけなくても食べます。
カボチャは、うっすらと砂糖や醤油などを入れて煮物に。
どれも、肉や魚より早く食べ終わることがほとんどです。
肉・魚の方が、手が込んでたりするんだけどなー…。
以上のごはんが食べ終わってから、最後にデザートの果物を出しています。
リンゴ事件
以前、ごはんを全部食べたご褒美に、いつもは1/4個あげているリンゴを1/2個あげました。
その後テーブルに大人のリンゴを置いたまま、食器を片づけたりしていました。
一息ついてリンゴを食べようと思うと、リョウが全部食べちゃったことがありました…。
結局その日、リョウは晩ごはんを全て食べて、かつリンゴを1個食べてしまいました。
とんでもない食欲お化けだな。
この日は、さすがに驚いたよ。
カカ作のごはん
桜鱒が100g58円で売っていたので、買って捌きました🔪
- ごはん 80g
- しじみの味噌汁の汁 お玉で1杯
- 桜鱒のムニエル🐡(バター醤油味) 30g
- 花型人参🥕と玉葱🧅(しじみダシで茹でただけのやつ) 35g
- もやしとしめじ🍄とほうれん草の炒め物(甘口の焼肉のタレ味) 40g
- りんご🍎 1/4個
人参とりんご以外は残りました。笑
ごはんは、ねこまんまにして9割くらい食べれました!
桜鱒はモグモグした後、出てきました😭
初めての桜鱒だったから、味に慣れなかったのかな?
でも、味わったんだからOKさ‼
今、試していること
トトは、酸っぱいものが苦手です。
だから酢やマヨネーズ、ドレッシングを使った料理は作れません。
その影響で、リョウは託児所や保育園でしかそれらを使った料理を食べていませんでした。
自分みたいに食べられないと大変だから、リョウには食べられるようになってほしいな。
という、トトの希望により買いました!マヨネーズとドレッシング!
カカがご飯を作る時、リョウのごはんに出してみるよ!
しかーし、ドレッシング味の人参
おいしくなーい!食べたくないよ‼
ということで、受け入れてもらえず…
しばらくは人参すら食べてくれなくなりました😢
マヨネーズはさつまいもサラダにしたら、モリモリ食べてくれました!
これは食べれる!もっと食べる♪
リョウは給食でも酢の物や生野菜は残してくるので、少しずつ生野菜にもチャレンジしようかな〜
おわりに
今回は、幼児食についてまとめてみました。
この記事を書いている現在、リョウは2歳半になります。
現在のリョウは、好き嫌いが激しい時期に来ています。
今まで食べていたものも、残すことが増えました。
いろんな食材で、味や大きさ・かたさを変えて経験させる!
としたいのですが、口にすら入らない状況で困ってます😥
「机上の知識」と「現実」は全然違うなぁ…。
と実感している、今日この頃です。笑
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最後までご覧いただき、ありがとうございました!
また見に来てねー‼